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イラン映画「ソニータ」

ラップ歌手を目指すアフガニスタン難民少女を主人公にしたドキュメンタリー映画「ソニータ」試写会。東京・紀尾井町のヤフー本社内の「オープンコラボレーションスペースLODGE」で。配給元「ユナイテッドピープル」の関根健次さんのご厚意でおじゃまさせてもらった。映画は10月21日から、東京・渋谷のアップリンクで公開される。

アフガンの武装勢力タリバンに迫害され、隣国イランに逃れてきた16歳の難民少女ソニータ・アリザデが主人公。ラップを歌うのが大好きで、マイケル・ジャクソンを意識して「ソニータ・ジャクソン」と自称したりもする。母親はアフガンの慣習そのままに、ソニータをアフガニスタンで結婚させ、1000ドル単位の結納金を得ようとする。望まぬ結婚から逃れようとするソニータは、自ら作詞したラップを歌い、音楽に思いを託す・・・。

ソニータの苦悩を撮影するイラン人監督、ロクサレ・ガエム・マガミさんは、同じ女性としてソニータの人生にどこまで関わるべきか、で悩む。これはドキュメンタリー映画やジャーナリズムにとって、とても大きな問題である。

それで思い出したのは、南アフリカの報道写真家ケビン・カーター氏の逸話だ。カーター氏は1993年にスーダンで、ハゲタカにまさに襲いかかられんとしている少女の写真を撮影し、その写真でピューリッツアー賞を受ける。しかし、「撮影する前になぜ助けなかったのか」という批判にさらされたカーター氏は、その後自から命を絶つ。

この作品が上映された2015年の国際映画祭に参加した関根さんによれば、この「ソニータ」をめぐって、ドキュメンタリー映画監督が「対象にどこまで関わるか、かなりの議論になった」という。

監督がどういう行動をとったかは、映画上で明らかにされるのでここには書かない。是非両方あるだろうが、作品の「後味」はよかった。

児童婚、難民問題、ラップミュージック、取材対象との距離の取り方。さまざまな角度で考えさせられる作品でもあった。
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エジプト映画「ヤギのアリーとイブラヒム」上映会

エジプト映画「ヤギのアリーとイブラヒム」の上映会
が9月2日に東京の早稲田大学戸山キャンパスで行われた。いわゆる文学部キャンパスのことだが、勘違いして理工学部(西早稲田キャンパスというらしい)に行ってしまい、20分遅刻。

作品は、死んだフィアンセ、ナダの化身であるヤギを溺愛する男アリーと、正体不明の金属音の耳鳴りに悩まされる男イブラヒムという二人組のロードムービー。黒魔術の「この石を地中海、紅海、ナイル川の三ヶ所に投げ入れよ」という指示に従い、二人とヤギが地中海沿岸の都市アレクサンドリア、シナイ半島の紅海リゾート(ダハブ?)を巡る。

ネタバレをしてもよくないので、なるほどな〜と思ったことを少し。

■輪廻転生はタブーじゃないのか

上映後の監督ティーチインの聞き役になっていた大稔哲也・早稲田大教授が指摘してハッと気づいた。アリーがヤギをフィアンセの生まれ変わりだと信じていたのは、輪廻転生思想ではないのか。輪廻を信じる宗教は、中東ではシリアのドゥルーズ派などごくごく少数だ。

これに対し、シェリーフ・エル=ベンダーリー監督は、「動物と人間の受け入れられない関係を描こうと脚本家と考えた」と言っていた。宗教的タブーを承知で作品に取り入れた表現者としての勇気を感じた。

■この映画はBLを描いたのか

観客からユニークな質問があった。「日本ではボーイズラブものというジャンルがある。映画の主人公2人も男の友情にしては親密だった。アジア的感性も意識して男同士の関係を描いたということなのか?」

そんな趣旨の質問だった。監督は「エジプト人は、他の国に比べて身体的に親密度の高い感情表現がある。(主人公2人に友情以上のものを感じるのは)観る人の解釈だと思うが、私そういう意図はない。それは映画を観てもらえば、自明だ」と答えていた。

まあ、それはそうだろう。シラを切っているわけではないでしょう。でも観る人によりさまざまな感じ方があるということをこの質問で改めて感じた。映画の素晴らしい点の一つ。

■騒音と壊れゆく大都会カイロ

作品は、音も大きなテーマだった。イブラヒムは、自分を悩ませる耳鳴りから逃れ「静かな音」を求めて旅にでる。カイロに行ったことがある人は、立場は違えど、静かさを求める気持ちには、大いに共感するはずだ。

監督も言っていた。「私自身、カイロの騒音に本当に苦労している。自動車を運転する時は、窓を閉めてクラシック音楽をかけたりする。風景と音楽のギャップが好きだ」

監督は、どうも、カイロの騒音のすさまじさが苦手だというだけでなく、騒音を含めたカイロの現状に深い危機感を覚えていたようだ。

監督は、カイロのイスラム地区のいわゆる「死者の町」と呼ばれる墓地に人びとが暮らす一帯もシーンに取り込んだ。

監督は基本的に、イスラム地区など古いカイロは美しい場所だと考えているようだった。「主人公がカイロと深くつながっているという設定にしたかった。カイロには美しいが放置されている場所が多くある」

一方で監督はこうも言った。「この街自体が崩壊しかけ、まさに死に体になっている。それをこの映画で訴えたかった」

映像に明示的に示されているとは感じなかったが、そんな監督の思いを直接聞くと、この映画への感じ方も少し変わってくるような気がした。

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

ウェブ上での中東情報発信

 最近、カフェバグダッドを再開したこととは何の関係もないわけだが、今年にはいって、日本語での中東時事情報に関するウェブ上での新たな情報発信が相次いでいる。

 経産省系のシンクタンク「アジア経済研究所」が、「中東・イスラーム世界の政治経済情報分析のためのウェブ雑誌」と銘打ち、「中東レビュー」を発刊した。編集ボード委員長は、イラン専門家の鈴木均氏。創刊号の内容をみると、執筆者は中東を専門とする研究者が中心で、時事問題に焦点を絞っている印象だ。

中東レビュー http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Periodicals/Me_review/index.html

 さらに1月から、イスラム政治思想史を専門とし、学際分野にも積極的に発言している池内恵氏がブログを始めた。タイトルは、「中東・イスラーム学の風姿花伝」。池内氏はこれまで、有料制のウェブ雑誌「フォーサイト」に多く寄稿していたが、ブログという独自メディアを立ち上げた形だ。

中東・イスラーム学の風姿花伝 http://chutoislam.blog.fc2.com/

 もっともこれまでも、ウェブ上での中東関連情報源としては、朝日新聞が運営する有料ウェブマガジン「中東マガジン」があったほか、高橋和夫・放送大教授のブログ「高橋和夫の国際政治ブログ」やアルピニスト野口健氏の父としても知られるabu mustafa氏のブログ「中東の窓」などがあった。また、「知のプラットフォーム」をキャッチフレーズとし、幅広い時事問題を専門家などが論じられている「BLOGOS」では、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの研究で知られる末近浩太氏が、朝日新聞の別のウェブ雑誌「シノドス」には、シリアやイラクのイスラム主義武装勢力の専門家である高岡豊氏が、それぞれ論考を寄せたりしている。中東を扱うウェブ上のメディアが多様化している印象だ。

Asahi中東マガジン http://middleeast.asahi.com/newlist.html
高橋和夫の国際政治ブログ http://ameblo.jp/t-kazuo/
中東の窓 http://blog.livedoor.jp/abu_mustafa/
BLOGOS(末近氏の記事) http://blogos.com/article/80326/?p=1
シノドス(高岡氏の記事)http://webronza.asahi.com/synodos/2013070200001.html

中東研究をめぐるウェブ上の議論が一層、活発化することを期待したい。

フェイスブックにページ開設

 ブログにフェイスブック、ミクシィ、そしてツイッター。ソーシャル・ネットワークツールの盛衰は激しいものがある。10年ほど前、カフェバグダッドを設立した一つの要因には、当時「簡易ホームページ」と呼ばれたブログの出現があった。当時、情報発信ツールとしてのブログのすごさをまざまざと感じたが、今は、やや状況が異なっているといえるかも知れない。フェイスブック、ツイッターという、すさまじい情報拡散力を持つツールが出現したからだ。
 筆者もその両方を使っている。ブログはここ数年、一本も更新していなかった。各ツールの有用性はまさに、ケース・バイ・ケースであり、どっちが「使えるツール」だと簡単には言えないのは当然だ。
 ただ、近く再開する予定のカフェバグダッドのイベントを効率的に運営するにあたっては、「フェイスブック」のページを開設するのが現状ではベストなのではないかと思い始めている。「イベント」の告知や、参加者の把握の機能があらかじめそなわっている点が大きい。

 そこで、フェイスブックに「カフェバグダッド」のページを開設した。
 https://www.facebook.com/cafebaghdadjapan
 フェイスブックに加入していない方には、戸惑いを感じられる方もおられるかも知れない。でも当面は、「カフェバグダッド」イベントに関わる部分については、フェイスブックを中心に情報発信していくつもりだ。もちろん、こちらのブログも更新していく。みなさまのご理解・ご協力をお願いいたします。
 

カイロのカフェを巡る

 アラビア語でカフェは「マクハ」あるいは「カフワ」(エジプト方言ではアフワ)という。首都カイロは、カフェ好きにとってとても魅力的な街だ。カイロのほこりっぽい街並みに溶け込んだ伝統的な店に加え、最近は、欧米スタイルを取り入れた新規店舗も増えている。これに伴い、女性客のカフェ進出もどんどん進んでいる。
 カイロに暮らしていて、カフェを楽しまない手はない。「カフェバグダッド」のカイロでの試みとして、まず「カフェ巡り」を始めようかと思う。エジプト在住者、旅行などでエジプトを訪れる方の参加も歓迎します。肩ひじはらずに、カイロのカフェの良さを味わうことから始められれば、と思います。
 第1回は、3月中旬ごろの開催を予定。第2回以降の会場については、情報提供も募ります。「ここはおすすめ」という店があれば、ぜひ教えてください。
 とりあえず第一弾として、「イスラミック・カイロ」の中心にあるスーク「ハーン・ハリーリ」(通称ハンハリ)内のカフェ「フィシャーウィ」に行ってみたいと思います。ここは18世紀後半に開業したと言われるカイロの中でも老舗中の老舗のカフェ。古きよきカイロを実感するにはピッタリの場所です。
 近く、日時等をこのブログ上でお知らせします。ふるってご参加ください。(写真は「フィシャーウィ」の店内。2013年9月撮影)
フィシャーウィ1


「駐在妻」の力

 4年ぶりにブログを再開し、同じカテゴリーの他のブログをのぞいたりして思った。「駐在妻」のブログがものすごく多い。しかも、その情報量が半端でない。世界のさまざまな都市から、日本語でディープな情報を発信している。
 これらのブログをじっくり読むだけでも、そうとうの事情通になれそうだ。これからは、お隣近所のブログを訪問してみて、面白いものを紹介していこうかと思う。
 

カフェバグダッドを再開します

 カフェバグダッドを4年ぶりに再開したいと思います。カフェバグダッドは、アラブの豊かな文化を日本に紹介するため、2004年に設立された任意の民間活動団体です。東京とその周辺でアラブ文化を紹介するイベントを行ってきましたが、2009年以降、休止状態にありました。
 主宰者が2013年から滞在しているのは、エジプト・カイロ。日本へのアラブ文化紹介の発信地としては、まったくもってふさわしい場所といえます。まずは、そのカイロで、アラブの文化、芸術、社会について語らう機会を作りたいと思います。エジプト在住の方、あるいはエジプトにいらっしゃる方、気軽にご参加ください。詳細はその都度、このブログで発表いたします。また、エジプトや周辺アラブ諸国のカフェも訪れ、このブログで紹介していけたら、と思っています。
 みなさまと、「カフェバグダッド」にてお会いできることを楽しみにしています。

カフェバグダッドご案内

カフェ バグダッドへようこそ。

10数年前、イラクバグダッドで着想を得た「カフェバグダッド」をエジプト・カイロの地で再開したいと思います。近く、カイロでの活動内容を発表いたします。


■「カフェバグダッド」とは■

「カフェバグダッド」は、中東、特にアラブ世界の奥深い文化を日本に紹介する目的で、2004年5月に設立された任意の民間活動団体です。人々が集い、語らうカフェは、世界のどこの国でも、人々の文化活動の拠点です。アラブで、マクハーあるいはカフワと呼ばれるカフェも例外ではありません。「カフェバグダッド」という名の仮想のアラブ式カフェを出現させ、そこで行うアラブの音楽、文学、映画などの文化芸術についての語らいなどを通じ、表層的ではなく地に足のついたアラブ理解を積み上げていきたいと考えています。そのことが、「テロ」「イスラム過激派」「民族・宗派間紛争」といった言葉で紋切り型に語られがちなアラブ世界の実像を正しく理解し、ひいてはアラブ世界とよりよい関係を築くことにつながっていくと考えるからです。
このプロジェクトの着想を得たのは、イラク戦争直後のイラク首都バグダッドのカフェでのこと。「カフェバグダッド」という名には、イラクの気高きカフェ文化への敬意がこめられています。

ブログ移転

ブログを移転しました。新ブログは

http://www.cafebaghdad.net/

になります。

2003年以降のほぼすべてのコンテンツがここに

集約されています。2009年の一部コンテンツに

ついても、近いうちにインポートします。

中東イベント情報ブログも場所を変えて

新装オープンしました。

http://www.cafebaghdad.net/event/

お手数ですが、ブックマークの変更等をよろしくお願いします。f:id:cafebaghdad2:20090223001037j:image

モクタリさんがブログ開設

イラン国営通信東京支局の元記者、モクタリ・ダビッド氏が、ブログを開設したようだ。

読売新聞が報じていた。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20090907-OYT8T01204.htm

前にこのブログでも紹介したが、モクタリ氏は、イランの「ジョーク集」を日本語で出版するなど、日本でのイラン文化紹介を積極的に行ってきた。

最近、那須高原にペンションをオープンさせたと聞いていたが、記事によると、去年暮れに、国営通信をやめていたようだ。ブログには、イランの改革運動を側面支援する狙いがあるようだ。

ブログアドレス:

http://iraneazad.jugem.jp/

イラン人とピザ

イランでのピザの普及ぶりには目をみはるものがある。街をあるいてもあちこちにピザ屋の看板。まあ、ナンを主食にしているイラン人は、ピザとの相性は良いはずである。出前をしている店が多く、筆者も重宝している。最近のお気に入りは「ナポリ」という店で、イタリアばりの皮パリパリのピザを供してくれる。

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(写真は、テヘラン中心部の有名ピザ店「ピーシュ・ハーン」)

イランの千里浜

ペルシャ湾のイラン側の都市バンダレアッバースの沿岸には、長い砂浜が続いているのだが、この砂浜の砂が相当キメが細かかった。表面が固いから、普通の乗用車でも、容易に通行が可能。

石川県羽咋(はくい)市の千里浜海岸を思い出した。ここも砂粒が細かくドライブコースになっている。別名「渚ドライブウェイ」。

イランの「渚ドライブウェイ」も、日本のそれに負けず劣らず風光明媚。人の拳ほどの巨大なハマグリもごろごろしていて、潮干狩りも楽しめる。

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(写真は、バンダレアッバース沖のゲシム島の砂浜)

本来ならこっちがブルーモスク

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イラン中部、サファビー朝の首都だったイスファハンのイマーム・モスク。王政時代は、シャー(王)のモスクと呼ばれていた。世界でもっとも美しいモスク、と私は思う。

イランとパレスチナ

イランとパレスチナ。イラン政府は、イスラエルを国家承認しておらず、国営テレビは「レジーメ・シオニスティ」(シオニスト政権)と呼び、国家名であるイスラエルを使わない。だから、イスラエル全土の「解放」を掲げ、イスラエルの存在を公式には認めないイスラム原理主義ハマスを全面支援する。

では、国民はどうか。パレスチナの人々への同情心は誰しも抱くものの、イラン政府が、ハマスなどに多額の経済支援を行うことに対しては、「その金をオレたちに回してくれよ」という不満も聞かれる。エジプトやレバノンあたりでも聞かれる不満だが、民族が異なるということで、国民のパレスチナ人に対する距離感は、そうしたアラブ諸国よりも、さらに大きいのではないか。

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写真は、今年2月、ハマス最高幹部ハレド・メシャル氏がイランにやってきた際、テヘラン大学屋外大講堂で行った演説で、レバノンのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」の黄色い旗を振る青年。ヒズボラはシーア派の組織だし、ハマスとは若干違うだろうが、彼のような純真なパレスチナひいきの若者は、イランにどれだけいるだろうか。

イランの常套句

 スイス・ジュネーブでのアフマディネジャド・イラン大統領のイスラエル非難演説が物議を醸しているが、イランで、イスラエル非難の常套句というと、「マルグ・バー・イスラエル」。日本語で「イスラエルに死を」。英語では、写真のように(つづりが少し違うけど・・・)「Down with Israel」となる。

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テヘラン大学で毎週行われる金曜礼拝とか、政権側の集会なんかに行くと、独特の節回しの「イスラエルに死を」のシュプレヒコールが会場に響く。

たいていは、イラン革命防衛隊傘下の民兵組織「バシージ」あたりが音頭を取って行うが、たまに女性たちの姿も見たりする。

水タバコ規制強化か?

イラン保健省のたばこ規制担当当局者は、「チャイハネ(喫茶店)での水タバコ根絶」に向けた厳格な新施策を近く実行に移すと明らかにした。

 この当局者は、警察当局もこの施策を支持する見通しだと語り、イラン国内の多くの州での適用に何の障害もないことを強調した。

 統計によると、水タバコの身体への危険性は、紙巻きたばこの40倍で、水タバコを一時間吸えば、紙巻きタバコ一時間の200倍の危険度だという。(イラン紙「ジャーメジャム」、4月21日付)

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こんな記事が新聞に載っていた。チャイハネの水タバコ規制は、前にも号令がかけられ、一部水タバコカフェが閉鎖されたようだが、若者を中心に水タバコ人気が拡大する中で、効果は限定的なものだった。大統領選挙を6月12日に控えていることだし、政府が本気で根絶に乗り出せるかは、微妙といえるだろが・・・。

 

ペルシャ更紗とシルクロード

イランの古都イスファハンの名産の一つが、「ペルシャ更紗」(ガラムカール)。木綿の生地に木製スタンプでさまざまな模様を染め抜く。ガラム(筆)カール(仕事)の名のとおり、昔は、模様を筆で描いていたらしい。

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メイダーネ・イマーム(イマーム広場)で、後ろからぽんぽんと肩を叩かれて振り向いたら、日本語をしゃべるあやしげなイラン人男性。「シルクロード、シルクロード」とつぶやきながら、筆者の手を引いて、広場近くの更紗の工房へ。「シルクロード」といっていたのは、ここで更紗を作っているおじいさん(男性の父)が、「NHKシルクロード」に登場したことがある、ということを言いたかったらしい。

時は過ぎて・・・

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サファビー朝ペルシャの都として繁栄したイラン中部イスファハンの象徴ともいえる「イマーム広場」。学生時代の旅行以来、久しぶりに足を踏み入れた。その当時は、みやげ物店もそれほどなかった記憶があるが、今やぎっきりと並んでいる。神秘性は薄らいだ感がある。

 前日に、アフマディネジャド大統領が遊説に訪れたばかりとあって、大統領や最高指導者ハメネイ師のポスターなどが、あちこちに貼られていた。

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古都のアンティーク・カフェ

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 イランの古都イスファハンの最大の見どころ、イマーム広場から少し入ったところにある「アザデガン」という名のチャイハネ。ここのウリは、天井や壁にところ狭しと飾られたアンティーク。ランプ、時計、ポットなどに加え、往年のサッカー選手や大相撲の小錦の写真まで。BBCテレビ(英語版)が今年2月に放映した、「イランの味」という紀行番組でも紹介されていた。外国人の姿も目立つが、金曜日の午前中にのぞいたら、住民が遅い昼飯を食べたり、水タバコを吸ったりもしていた。

サバサンド

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 イスタンブールの旧市街と新市街を隔てる金角湾にかかるガラタ橋旧市街側のエミノニュ港近くのサバサンド売り。イスタンブール名物。鉄板で焼いたサバをパンにはさんだ素朴なファストフードだが、サバの塩焼きにしばらくありついていない身としては、かなりイケる味。4トルコ・リラ(約250円)。ガラタ橋の下の海鮮レストラン街には、水タバコカフェもぽつぽつある。

プロフィール

カフェバグ

Author:カフェバグ
仮想空間のアラブ式カフェ。たまにカフェイベントを開催します。中東イベント情報で、日本国内の中東関連イベントを紹介しています。

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